ショックアブソーバーの「最大質量」は体重ではなく装備品を含めた総質量であり、これを個人の計算に依存させる運用こそが墜落事故の構造的な原因である。

そのフルハーネス安全帯「100kg対応」は罠かもしれない。ランヤードショックアブソーバの最大質量制限と現場の勘違い
フルハーネスのショックアブソーバーには、85kgや100kgという「最大質量」が規定されている。しかし現場では、体重だけでハーネスを選び、重い腰袋を含めた「総質量」を見落とすエラーが後を絶たない。事故を防ぐには、作業員の注意力に依存するのをやめ、130kg対応モデルの一括導入など「組織の仕組み」で安全を担保する必要がある。