安全帯の名称変更とフルハーネス義務化の真の目的は、個人の不注意を補う「墜落時の確実な救命構造」の構築である。

「安全帯」はもう存在しない。フルハーネス義務化が突きつける組織の仕組み不足
2019年の法改正により「安全帯」は「墜落制止用器具」へと名称を変えた。これは単なる呼称の変更ではない。2022年の旧規格全面禁止とフルハーネスの原則化は、「気をつけて作業する」という精神論から「落ちても死なない仕組み」という構造的アプローチへの完全移行を意味する。あなたの現場は、ルールだけでなく組織の構造をアップデートできているだろうか。