砥石径と機械の指定サイズが不一致のまま使うことは、現場の「うっかり」ではなく、機械が想定していない遠心力を強制する設計条件オーバーであり、組織が事前に潰せる構造的な事故要因である。

前日からつけたままの砥石を使った。それは事故の引き継ぎをしたのと同じだ。
研削盤やグラインダーのラベルに書かれた「355mmまで」「最大径××mm」。この指定を超えた砥石を「前の人がつけていたから」とそのまま使っていないか。砥石径が大きくなるほど回転周速度が上がり、遠心力は急激に増える。機械の設計条件を超えた砥石を回すことは、破裂リスクを跳ね上げる行為だ。これは現場作業者の不注意ではなく、「サイズ確認を個人任せにしている仕組み」の問題である。誰かの選び間違いを引き継がせない構造をつくるだけで、防げる事故は確実に減らせる