振動工具による健康障害は、作業者の不注意ではなく、工具選びと時間管理の「仕組みの欠陥」によって引き起こされる。

振動工具使用職場の「手がしびれるのは仕方ない」は間違い。作業者の我慢ではなく「組織の仕組み」を見直す
チェーンソーやグラインダーなどの振動工具は、長期間の使用で確実に作業者の身体を蝕む。しかし、多くの現場では「正しく使う」「適度に休憩をとる」という作業者個人の意識に依存した対策しか行われていない。振動障害を根絶するには、精神論を捨て、低振動工具の導入や作業時間の厳格な管理など、組織的な「仕組み」による解決が不可欠である。