フルハーネスの適切な保管は、作業員の意識や性格に依存するものではなく、会社が正しい保管環境(ハンガーや専用設備)を現場に設計・提供することで実現する。 4
フルハーネス安全帯は、紫外線や高温多湿、重量物による圧迫で容易に劣化し、いざという時の命綱として機能しなくなる。そのため、直射日光を避け、専用ハンガーに吊るして保管することが必須である。しかし、現場でフルハーネスが乱雑に扱われているとしたら、それは「作業員がだらしないから」ではない。「正しく保管するための仕組みと設備」を組織が用意していないからだ。安全は意識ではなく、構造で守らなければならない。