振動障害から作業者を守るのは、個人の感覚や注意ではなく、正確な数値に基づくばく露管理の「仕組み」である。

振動工具の使用時間「だいたいこれくらい」は労災の入り口。振動工具のばく露時間を数値化管理が必須条件。
現場では未だに振動工具の使用時間を「だいたいこれくらい」という感覚で管理しているケースが散見される。しかし、振動による身体へのダメージは不可逆であり、感覚と実際のばく露量には必ずズレが生じる。作業者の意識や自己申告に頼るのではなく、工具ごとの振動値とばく露限界時間を数値化し、システムで物理的に制御する組織構造の構築が必要だ。