安全教育受講者の行動が変わる|受講者が「動きたくなる」講習づくりの基本

安全教育の目的は「受講者の行動が変わること」です。
しかし講師がいくら熱心に説明しても、受講者が「動きたい」と感じなければ行動変容は起こりません。
本記事では、受講者がやってみようと前向きに動きたくなる講習づくりの基本を紹介します。


1.受講者が動きたくなる講習とは

行動が変わる講習には特徴があります。
それは、受講者が次の3つを感じられる講習です。


・「自分に関係がある」と思える
・「やらないと危ない」と理解できる
・「どうやればいいか」がイメージできる
この3つがそろうと、人は自然と動きたくなるのです。

2.講師の役目は「自分のため」と思える伝え方をすること

行動が変わらない理由の多くは、受講者が内容を「自分には関係ない」と感じてしまうことです。
講師は、安全を自分のための話として届ける工夫が必要です。


自分ごと化を促す伝え方
・「明日のあなたの作業で起こり得る危険」を例にする
・実際の現場で起きた事例を使う
・問いかけを使って自分で考える時間を作る
自分に向けられた話だと気づいた瞬間、受講者の姿勢は変わります。

3.受講者が「すぐできる」と思える状態をつくる

行動を変えるには、受講者ができる気がすることが大切です。
そのためのポイントは次のとおりです。


・行動ポイントを1つに絞る
・専門用語を日常の言葉に変換する
・図・写真・事例を使い「できる未来」を見せる
人は「できそう」と感じると行動します。

4.行動につながるのは小さな成功体験

行動変容は小さな成功体験から始まります。
講習の中に成功体験の種を組み込むことが大切です。


・その場でできるミニワークを入れる
・事例で「できた状態」を想像させる
・小さく実践した受講者をその場で称賛する
小さな成功は、受講者の行動を確実に後押しします。

5.ものづくり安全衛生オフィスの行動につながる安全教育

ものづくり安全衛生オフィスでは、受講者の行動が変わる安全教育を重視しています。
知識を伝えるだけでなく「明日からやってみよう」と受講者が動きたくなる講習を提供しています。
少人数の出張講習にも柔軟に対応しています。

6.行動が変われば安全が変わる

安全教育の最終目的は、受講者の行動が変わることです。
行動につながる講習は、講師の伝え方の工夫によってつくられます。
受講者が動きたくなる仕掛けを大切にしながら、
現場の安全づくりを進めていきましょう。

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