講習にグループワークを入れたのに、誰も話さない。
一部の人だけ話して、他の人は黙ったまま。
講師として気まずさを感じた経験もある方も
多いのではないでしょうか。
だだ、この沈黙は受講者の問題ではありません。
以下に3つの理由を整理しました。
理由① 目的が共有されていない
グループワークが止まるとき、
多くの場合「何のために話すのか」が
共有されていません。
話し合ってください。
意見を出してください。
この指示だけでは>受講者は動けません。
何を考えればいいのか。
どこに着地すればいいのか。
目的が見えないままでは沈黙が生まれるのは
自然なことです。
理由② 自分の作業とつながっていない
テーマが抽象的すぎると受講者は
自分の作業に置き換えられません。
一般論としては分かる。
でも、自分の現場ではどうなのか。
ここが見えないと、発言する言葉が
見つからなくなります。
グループワークは「正解を出す場」ではなく、
「自分の作業を言語化する場」です。
理由③ 発言する設計になっていない
自由に話してください、
という設計は実は一番難しい形です。
発言する人。
聞いているだけの人。
役割が決まっていないと、
この構図は簡単に生まれます。
ひとり1分でもいい。
全員が必ず言葉を出す設計があるか。
この違いが場の空気を大きく変えます。
グループワークは「仕掛け」で決まる
グループワークが機能しないのは、
やり方が悪いからではありません。
入口の設計が少しずれているだけです。
目的を示す。
自分の作業につなげる。
全員が話す設計をつくる。
この3つがそろったとき、グループワークは
自然に動き始めます。
沈黙は失敗ではありません。
設計を見直す合図です。

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