とてもシンプルです。
講師が一人で、全部説明しようとしているからです。
条文、基準、決まりごと。
間違えられない。
省けない。
だから、話し続ける。
その結果、講師は疲れ、
受講者は置いていかれます。
法令説明が重くなる講習の共通点
法令を「先に全部説明する」
構成になっている講習です。
受講者は、それが自分の作業と、
どう関係しているか分からないまま
聞くことになります。
分からないものは、覚えられません。
問いが入ると何が変わるのか
ここで、問いを入れます。
「この作業で、 どんな危険が考えられますか」
「今のやり方で、
事故が起きるとしたらどこだと思いますか」
この時点で、受講者は自分の作業を
思い出し始めます。
ここが 法令説明の入口になります。
問いのあとに法令を置く
受講者が、自分の言葉で危険を出したあとに、
「だからこの法令があるんです」
と説明すると、法令は答えとして
受け取られます。
講師が頑張って納得させなくても、
受講者の中で、勝手につながります。
講師が楽になる本当の理由
問いがあると、
講師は全部説明しなくてよくなります。
受講者が考えた内容に、
法令を重ねるだけでいい。
説明は短くなり、迷いも減ります。
法令説明が楽になるのは、
手を抜いているからではありません。
受講者を主語にした、構成になっているからです。
問いは、法令を分かりやすくするための
近道です。
伝えようと頑張るより、考えてもらう。
それだけで、法令説明は驚くほど、
楽になります。

コメントをお書きください