不安全行動を止めるために、声をかけたとき。
「ありがとう」と
言われる現場があります。
一方で、
何も言われない現場もあります。
この違いは、
どこから生まれるのでしょうか。
1.「ありがとう」は性格の問題ではない
よくある誤解があります。
「うちは無口な人が多いから」
「文化的に言わないだけ」
でも実際は、
そうではありません。
言葉が出ない現場には、
出ない理由があります。
2.評価される行動が共有されている
「ありがとう」が出る現場では、
何が評価されるかが明確です。
不安全行動を止める。
声をかける。
確認する。
これらが、
良い行動だと共有されています。
だから、
言葉が自然に出ます。
3.最初の一言を上が言っている
「ありがとう」が出る現場では、
最初に言う人が決まっています。
それは、
上司やリーダーです。
止めた瞬間に、
「今の判断、助かった」
この一言が、
現場の基準になります。
4.言葉が循環する仕組みがある
評価される。
認められる。
すると、
次もやろうと思える。
それを見た人が、
また真似をする。
「ありがとう」は、
循環する言葉です。
5.言われない沈黙が一番危ない
止めたのに、
何も言われない。
この沈黙こそが、
一番危険です。
「余計なことだったのかな」
「次は黙っていよう」
そうして、
声は消えていきます。
6.文化は制度より先に言葉で作られる
表彰制度がなくても、
評価シートがなくても。
一言あれば、
文化は動きます。
「ありがとう」
この一言が、
安全文化の起点です。

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