検電器が反応しない。
だから、停電している。
この判断、
現場では当たり前のように
行われています。
しかし実際には、
そうとは限りません。
1.コンセントの片側は0ボルト
家庭や工場の
100Vコンセントには、
二つの線があります。
電圧がかかる側と、
電圧がかからない側です。
つまり、
コンセントの片側は
最初から0ボルトに
設計されています。
この側に検電器を当てても、
反応しません。
それは
故障ではなく、
正常な動作です。
2.無反応は安全の証明ではありません
検電器は便利な道具です。
しかし、
無反応=停電とは
限りません。
検電器が反応しない理由は、
いくつもあります。
・0ボルト側に当てている
・電池切れ
・機器の故障
・絶縁状態
つまり
無反応は安全の証明ではないのです。
3.判断を現場に委ねる危険
問題は、
道具ではありません。
その仕組みを知らないまま、
判断だけを
現場に委ねていることです。
注意を強めても、
意識を高めても、
仕組みを知らなければ
判断は変わりません。
必要なのは
個人の注意力ではなく、
「沈黙の意味」を
正しく疑える教育です。
安全とは、
道具を信じることではありません。
道具の限界を
理解することです。

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